こんにちは、小森亜希斗です。
次回の本命レースは3/5の静岡マラソン2017。あと1ヶ月を切ってきたので静岡マラソンでの目標とか対策を考えてみたいと思います。
目標はサブ3.5
今回の目標ゴールタイムは前回の金沢マラソンと同じくサブ3.5で走る事。ハーフマラソンの結果からVDOT表でフルマラソンの記録に換算してみると僕の場合は3時間20分を切るぐらいで走れそうですが・・・
フォーム改善中って言う事もあってまともに完走できる自信があまり無いのでハーフよりもVDOTレベルは下がるのではないかな、って予想しています。
なので、全力で走る事を考えて脱落するよりも余力を持って完走する事を狙っていきたいな、って思っています。その目安が僕の場合、3時間30分ぐらいだろうと思っています。
しかし、いくら多少余力を持って走るとは言っても戦略や対策無しで走ってしまうのはリスクが高いので、しっかりと対策を考えて行きたいと思います。
最大の難関は風!?
静岡マラソンのコースの特徴は高低差が小さいフラットなコースで有る事と長い海岸線を走る事。
高低差が小さいフラットコースはランナーにとっては有り難い限りですが、風は厳しいですよね。静岡マラソンのレビューを見ていると沢山の人が海岸線での風に苦しんだとの事。
2017年の静岡マラソンのコースマップを見ると25Km~35Kmまでの約10kmが海岸線。この10Km区間がもし向かい風だったら?て思うと軽く絶望しますよね(笑)
コース的には西南西から東北東に向かって走っていくので、季節的には西風が吹く季節だから追い風になるのかな、っていう期待もあるけど、気圧配置によってはやっぱり海からの風が強いような事も予想できます。
風が強いと走っている時に抵抗になって前に進まない、っていうのが一番のデメリットではあるけど、もし当日の気温が低かったら低体温症の危険もあるわけで、2つの観点からの対策が必要になるんじゃないかな、って思います。
走りづらさの対策
向かい風の時、少しでも走りづらさを無くそうと思ったら取れる対策は僕的には3つあります。
ウェア選び
サイズが大きくてヒラヒラしているようなウェアを着ていると風を受ける面積が大きくなるので走りづらさは増します。風を予想するのであれば、コンプレッションウェアや小さ目のシャツを着る事がウェア面での対策になりそうです。
ポジション取り
これはあまり強引にやるとマナー違反だとは思うけど、集団を見つけてその集団の後ろに付く、という方法。ロードバイクの世界だと良く有る戦略でドラフティングって呼ばれています。
ロードバイクの場合、風の抵抗が大きいので他の選手の後ろに付く事で抵抗を大きく減らす事ができて有効なんですけど、マラソンの場合も向かい風が強い場合は有効です。
だけど、知らない人が後ろに付くというのは、前の人にとっては大きなプレッシャーになったりするのであまり距離を詰め過ぎない、集団を見つけて付く、というような配慮は必要かと思います。
ちなみに・・・
トライアスロンのバイクパートでのドラフティングはルールで禁止されているそうです。「自分の力で走りきる」という精神に反しているから、というのが理由だそうです。
参考までに。
走り方
静岡マラソンの場合、海岸線の10km区間で強い風が吹くという予想をしているわけですが、この区間は潔く「頑張らない」事も選択肢の1つだと思います。
空気抵抗というのはこちらのスピードが上がれば上がるほど、2次関数的に大きくなっていく性質なので、スピードを抑えて体力を温存して35km以降のラストパートで頑張る、というのも1つの戦略ではないでしょうか?
当日の風の強さによっては僕はこの戦略を取ろうと思っています。
寒さ対策
風が強い日は寒さ対策も必要になってきます。
強い風にずっと晒されていると体温は下がっていきます。体温が下がると体のパフォーマンスも下がってしまうし、最悪の場合だと低体温症で走れななくなる、なんて事も考えられます。
低体温症になるような人は体脂肪率なんかも関係しているみたいなので、僕の場合は多分大丈夫でしょうが(笑) それでも、体を冷やしてパフォーマンスを落とすのは避けたいところ。
気温が低かったり風が強いと分かっている場合は、寒さ対策として肌を出さない、という事が大事になってきます。先日の石神さん女子マラソンでも、コーチが「雨や風の日は肌を出さない方が良いよね」って言ってました。
僕もこの考え方には賛成。
とは言っても、ウェアによっては風の抵抗になってしまう可能性があるので、僕はコンプレッションウェアをお勧めしています。コンプレッションウェアは肌にぴったり付くので無駄な抵抗にならないので本当におススメ。
冬のマラソン大会には外せないアイテムです。
まとめ:対策は心も含めて万全に!
という事で静岡マラソンに向けて風の対策を考えてみました。考えてみると結構思いつくな、って思いました(笑)
ただどれだけ対策しても風が強いと思うように走れないのでストレスは感じると思います。その時にどれだけストレスを受け流せるか、っていうのも風対策だと思うんですよね。
イライラして冷静でいられなくなったり、走る気持ちが折れてしまったら負けだと思います。
そうならないようにこうして対策を考えておく、というのも有効な対策方法だと思うので本番前にしっかりと考えておくと良さそうです。
当日がどんな天候になるか分からないけど、しっかりと対策を考えて目標が達成できるように頑張ってこようと思います!
では!
小森 亜希斗
投稿者プロフィール

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2016年4月よりランニングを開始。
33歳からのスタートでどこまで行けるのか!?
【自己ベスト】
10Km 43:48 鈴鹿サーキット
ハーフ 1:34:27 お伊勢さんマラソン
フル 3:48:45 富山マラソン
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