小森三紀子です。
週末のRunfeetの練習会で、初めて【カットダウン走】というトレーニングを体験しました。
インターバルよりもさらに追い込まれると言うか、とにかく心臓が痛くなるトレーニングでしたww
カットダウン走
今回行ったのは、1000mから始まり、800m、600m、400m、200mと徐徐に走る距離が短くなっていくという内容。
この日は上級者コース、中級者コースに分かれてカットダウン走を実施されたのですが、私はもちろん中級者コースに参加ww
上級者と中級者ではペースが違うのですが、大きな違いとしては間に挟むリカバリー400m。
上級者はジョギングで繋ぐのに対し、中級者はウォーキングで繋ぎます。
中級者の最初のペースはキロ5分だったのですが、私のフルマラソンの平均ペースが6分57秒くらいなので、キロ5分というと結構頑張らないと走れないペース。
後半になるにつれ、先頭との距離が離れていく~と思いながらも、自分が頑張れる限界まで挑戦したつもりです。
ラップタイムは以下。
先頭で走れていれば徐々に平均ペースが上がっていたと思うのですが・・・ご覧の通り、私は逆にペースが落ちてしまいました。
もはやペース設定がわからなくなる悲劇。。。
本来のカットダウン走としてはあまりよろしくない結果ですw
脳の錯覚
カットダウン走の良い所は、回数を重ねるごとに距離は短くなるところ。
ただしペースは上げていかないといけないので、身体的には負荷が上がります。
でも不思議なもので、距離が短くなると「さっきよりも楽になるんだ」と脳が認識してしまうのです。
実際には心臓バクバクで、600mを走る頃には400mウォーキングを挟んでも息が整いきらないのに、頭の中では“徐々に楽になっていくはず”みたいな錯覚がおこります。数字って恐ろしいですww
しかし、これがカットダウン走のメリット、魅力でもあります。
負荷の高いトレーニングを行うんだけど、脳的にはそれほど苦ではない。
中身だけで言えばインターバル走よりもしんどいくらいなのですが、不思議と前向きな気持ちで挑むことが出来ました。
サブ5ランナー目線から
今回のカットダウン走は最初の1000mでキロ5分ペーススタートで、一緒に走ったメンバーのレベルが幅広かったのも有るのですが、私にとっては辛いペース設定でした。
どんな顔ぶれかと言うと、女性の速い方でサブ4やサブ3.5を狙ってトレーニングを行う方もいれば、ギリギリでサブ5に入り込めた人間を含むサブ6以内のポジションにおられる方まで。
5分50秒スタートとかだったらだいぶ楽だったのでしょうけれども、顔ぶれ的に仕方ないと言うかコレはコレって感じでしたww
私のようなサブ5くらいのランナーにとってのカットダウン走は、トレーニングというよりも‟こういうメニューがあるんだ”という発見の要素が大きかったです。
ペース設定が違っていたら、もう少しカットダウン走のメリットを実感できたかもしれませんね。
けどサブ5やサブ6のポジションにいるランナーにおけるカットダウン走のような負荷の高いトレーニングは、やり方によっては故障のリスクのほうが高いので注意が必要みたいです。
コーチたちが見守ってくれていたから出来たような物で、個人的に実施するのはちょっと危険かも。
ランナーのレベルに合わせたトレーニングが大事って事ですね。
ただ、カットダウン走を行うと心肺機能が非常に鍛えられるので、スピードを鍛えたいとかスタミナをつけたいというランナーには適したメニューだと思いました。
心臓が物凄く苦しくなるので、効いてるなぁって感じでしたよw
まとめ
先週末に初めて経験した‟カットダウン走”というトレーニングの話をまとめてみました。
経験したことがある方はよくご存じと思いますが、とっても負荷が高いトレーニングメニューです。
今回私がRunfeetで参加したのは、1000m→800m→600m→400m→200m。
最初のペース設定はキロ5分で、徐々にペースを上げていくという流れでした。
今回は一緒に走っていた方のレベル幅が広かったので、2本目以降のペースについていけず惨敗。
心肺機能の強化には繋がってると思いたいけど、本来のカットダウン走のメリットが実感できなかったので、自分のレベルに合わせたトレーニング選びって大事だなと思いました。
しんどかったけど、コーチ陣としてはたまには少し違うメニューを取り入れたいという思いがあったのだと思います。
毎回同じじゃ単調だし、身体への刺激入れにもなって楽しかったです。
というわけで、初めてのカットダウン走のお話でした♪
ではまた!
小森三紀子
投稿者プロフィール

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2016年4月から旦那に連れて行かれランニングを開始(笑)
今はフルマラソンでサブ4.5を目指してトレーニング中♪
【自己ベスト】
ハーフ 2:10:45
フル 5:01:29
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