ランニングで故障しない身体作りの為にはジョギングは欠かせないのでは無いか?と思うようになりました。
こんにちは、小森亜希斗です。
サラリーマンである僕は練習効率、時間のコストパフォーマンスを求めるあまりにジョギング走をあまり行わずインターバルトレーニングやLT走を中心に練習を組み立ててきました。
その結果故障が多発するという事態を招いてしまっています。
ポイント練習を中心にしてジョギング走を疎かにした結果、故障が増えてしまったわけですが、その理由は主に2つ。
1.身体が回復しきれないまま練習を繰り返している。
2.故障しない身体が出来上がっていない
この2つが故障を繰り返している理由です。
1は無理しすぎている、という事ですが、簡単に疲労が上限に達してしまうという意味では2も大きな要因だと言えます。
まとめると、
身体が未熟なのに無理するから故障してしまう
という事です。
・・・反省しかありませんよね。
もう、こうならない為にもしっかりと要因を反省して改善するべき!
そう考えた時にもっとしっかりとジョギングを取り入れよう!っていうのが現状の僕の考えになります。
特に身体作り、という面で。
身体作りの為のジョギング走
ジョギング走と言うと一般的にはゆっくり走る、という意味合いで認識している人が多いかもしれないけど、ここでは【長く走る】という意味でのジョギング走を指します。
まぁ、長く走る為にはゆっくり走る必要があるから、ゆっくり走る事も間違いでは無いけど、身体作りの為のジョギング走としては長く走る事が大事なのだそうです。
長く走る事で身体的には何が起きるのか?
前回の記事でも書いたけど、ジョギング走の主な効果としては
1.心筋の発達
2.毛細血管の新生
3.遅筋の強化
の3つになります。
1と2については前回の記事を参考にしてもらうとして、故障防止の為には3の遅筋の強化が大事になってきます。
遅筋というのは簡単に言うと持久力がある筋肉の事で、逆に言えば持久運動時に機能する筋肉の事です。
つまり、マラソン時には基本的には遅筋を使って走る事になります。
だから、この遅筋が十分に鍛えられていないと長距離を走る身体が出来上がっていないという事になります。そして、この遅筋は持久運動でしか鍛えられない筋肉でもあるそうです。
という事は、遅筋を鍛える為には長い時間走る必要があるという事になるわけです。長い時間走る事で遅筋が鍛えられて、長い距離を走っても故障しない身体が出来ていくという事になります。
僕はこの遅筋を鍛える、という部分を疎かにしていたようなので、故障が多いという事になります。
ゆっくり走る、というイメージでジョギング走を捉えていると、あまり効果が高い練習と思いにくですけど、遅筋を鍛える為に長く走る、というイメージでジョギング走を捉えてみると、考え方が変わってくると思います。
まとめ
練習の全てが高負荷なポイント練習であれば走行距離が短くてもマラソンを走る身体は出来上がる、と思っていた僕ですがその考え方は間違っていたのかな、と最近は思っています。
ジョギング走もポイント練習もバランス良く取り入れる事が一番効率が良いのかもしれません。
故障して思うように練習できないのが一番効率が悪いですよね。
故障した時に十分それを思い知ったはずなのに、ついつい限界以上に練習してしまう・・・
っていうのは良くある話。
だけど、よくあってはイケない話なのでもう繰り返さないようにしっかりと高負荷なランニングに耐えられる身体作りを行っていこうと思います。
小森亜希斗
投稿者プロフィール

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2016年4月よりランニングを開始。
33歳からのスタートでどこまで行けるのか!?
【自己ベスト】
10Km 43:48 鈴鹿サーキット
ハーフ 1:34:27 お伊勢さんマラソン
フル 3:48:45 富山マラソン
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