小森です。
アイシングと言っても幾つか方法があります。目的に応じてアイシングの方法を変えるとより効果的だと感じます。
そもそもアイシングの目的は、状況によって変わってきます。
疲労を軽減する為のアイシング。これは冷やす事が目的では無くて、冷やした部分を冷やした後に温める事で血流を促進させて疲労物質を押し流す事が目的になります。
例えばランニングの後に脚の疲労を軽減したり筋肉痛の発生を抑えたいという目的でアイシングをするのであれば特定のポイントを冷やすのではなくて足全体を冷やす必要があります。
次に、特定の部位の炎症や痛みを和らげる場合。例えばシンスプリントやランナー膝の場合は痛みがある部分をピンポイントで冷やす必要があります。
脚を捻ったりと怪我をした場合も同じ。
このように目的によって冷やす部位は変わってくるので、アイシングのやり方もそれに応じて変えるべきなので、実際にやってみて効果的だと感じた方法を紹介したいと思います。
氷のう+固定バンド
アイシングと言えば氷のうを使った方法が一番イメージが湧きやすいと思います。
氷のうを使ったアイシングは特定の部位を冷やしたい時に使います。
僕がシンスプリントになって初めて整体整骨院に行ったとき、まず始めに行ったのが氷のうを使ったアイシングでした。
氷のうを使ったアイシングは冷やしたい場所に氷のうを当てて固定用のバンドを使って固定します。冷やす時間は15分~20分ぐらいが目安だけど部位によって変わります。
スネとか膝とかの骨が出ている部分だとしっかり冷やせるけど、太もものように筋肉に当てる場合、あまり長く当てていると痛くなってきます。
痛くなっちゃうまで冷やすとアイシングが終わった後も疲労感をすごく感じるので、そういう場合は十分に冷えたと感じた時点で止めるようにしてます。大体10分も冷やせばそうなってくると思います。
逆にスネとか膝は冷たさをあまり感じないから30分以上でも冷やせるけど、冷やし過ぎもダメだそうなので、長くても30分以内が良いようです。
冷やした後は温めるのが良いみたいです。整体整骨院ではアイシングの後にマッサージをしてくれるのでそれで十分ですが、自分でやる前はお風呂に入るのが一番良いと思います。それかシャワー。
水風呂で脚全体をアイシング
ランニング後に脚全体をアイシングして疲労が残らないようにしたり筋肉痛を防ぎたい場合には水風呂が一番楽な方法だと思います。
氷のうで脚全体を冷やすのは難しいので。。。
水風呂の場合、季節にもよるけど水温が15度ぐらいでアイシングとしては温度が高めかもしれないけど、個人的には十分冷たいと思います。
トップランナーのアイシングだと水風呂に氷を入れたりするみたいだけど僕には無理。やれる人はやると良いと思います。
浴槽に腰の高さぐらいまで水を入れて約15分ぐらい冷やして、その後にシャワーで温める、という方法で僕はアイシングしています。
ただし、シャワーだと温まりにくいのでちょっと高めの温度で念入りに温めるように気を付けてます。温まらずに冷えたまま終わっちゃうと疲労感が残るので要注意。
ちなみに・・・ 水風呂に入っている間は上半身にバスタオルを巻いたりして、身体全体が冷えないように気を付けてます。ランニング後のアイシングの場合、上半身を冷やす必要は多分無いです。
という事で僕が実践しているアイシングの方法を書いてみました。
氷のうと固定ベルトはできれば2セットあった方が良いです。2セットあるとスムーズにアイシングできます。
氷のうと固定ベルトは幾つかのメーカーから販売されていると思うけどスポーツデポで売っているIGNIOの氷のうと固定ベルトなら1セットで3,000円ぐらいで買えたと思います。
そんなに高いものでは無いので、故障を防ぐためにも是非揃えておくべきだと思います。
↑の写真は僕は持っているIGNIOの氷のうと固定バンドです。リーズナブルだけどしっかり機能しているのでおすすめです。
小森
投稿者プロフィール

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2016年4月よりランニングを開始。
33歳からのスタートでどこまで行けるのか!?
【自己ベスト】
10Km 43:48 鈴鹿サーキット
ハーフ 1:34:27 お伊勢さんマラソン
フル 3:48:45 富山マラソン
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